幼稚園の願書で長所「優しい」ってどう書く?例文付きで書き方を解説!


幼稚園の願書や入園後に渡される家庭調査票には、子供の長所や短所を記入する欄があることが多いです。

園側の意図としては、

  • 子供の性格や特性を知りたい
  • その子の持ち味を最大限活かせる保育に繋げる為の聴き取り手段
  • 子供のことを親がどのように捉えているか、どれだけ気質を把握しているか

などの目的を持っています。

早い話がこれから入園してくる子供とその保護者の情報を把握しておきたいんですよね。

記入された内容によっては面接時の質問にも関わってくる可能性もありますし、入園後の実際の保育中にも役に立つ貴重な情報になります。

願書、家庭調査票いずれの場合にも重要な項目になりますので、慎重に記入していきましょう。

この記事では、

  • 長所によく挙げられる「優しい」を他より一歩抜き出た文章にする方法
  • 子供の長所を上手く探し出せない時に試して欲しい考え方やコツ
  • 必殺!短所を長所に言い換えてしまう裏ワザ

などを例文と共にご紹介します。

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長所の優しいという部分を文章でより魅力的に見せる書き方

優しいって、よく長所に挙げられる言葉だと思います。
実際私も我が子の幼稚園の願書に書きました。

しかし、すぐに思い付く言葉というのは他の人も大抵思い付いているはずですよね。
きっと多くの願書や家庭調査票に、

〇〇(子供の名前)は優しい性格で、〜で・・・

という記載があることでしょう。

ここで考えて欲しいのは、願書や家庭調査票を見るのは、あなたの子供のことを全く知らない人間だということです。

親であれば常に一緒にいる子供のことをよく理解していますから、優しいと書けば伝わる、と思っちゃう節があるかもしれません。

しかし!園側の人間は残念ながらあなたの子供のことを全く知らないんです。

優しいと言われても、何に対して、どのように優しいのか詳しく知りたいんです。

では、詳しく伝える為にはどうすれば・・・?

それは出来るだけ具体的に、中でも実際にあったエピソードを添えるのが最も効果的です。

例えば、

  • 雨の日の公園で、びしょ濡れの遊具がかわいそうだと言って傘をさしてあげた
  • 児童館で会ったお友達におもちゃを貸してあげたり一緒に楽しく遊んだりした

といったエピソードが思い浮かんだとします。

上記のエピソードを単純に箇条書きで書いた場合、長所欄のスペースがなかなか埋まらないんですよね・・・
そうして他の長所をひねり出そうとして四苦八苦するんです。

なので、せっかくの我が子の優しい性格をアピール出来る場です、文章にして詳しく伝えて差し上げましょう!

以下、例文です。

雨の日に公園に行った時、濡れている遊具を見て「寒いだろうね、かわいそう」と言って自分の傘をさしてあげていました。
人だけでなく、物に対しても想像力を膨らませて優しさや思いやりの心を持って接することが出来ます。
また、お友達におもちゃを貸してあげたり一緒に楽しく遊んだり、相手に対して物怖じすることなく社交性や協調性にも富んでいます。

いかがです?

「優しい」の他にも、「思いやり」やら「物怖じしない」やら「社交性」やら「協調性」やら盛れるだけ盛ってみました。

エピソード付きの文章にすると、他の長所もさりげなく盛り込めるところが良いですね!

スペースも埋まって一石二鳥です(笑)

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長所が上手く思いつかない時にオススメの方法

イヤイヤ期の子供とずっと一緒にいるとついイライラしてしまって、長所なんか思いつかない!浮かぶのは短所ばかり・・・になっちゃったりしませんか?

もしそんな時は、長所短所にこだわらず、ママが思う子供の性格や印象に残っている出来事などをどんどん書き出してみましょう。

箇条書きでもなんでもいいんです。

スマホのメモ機能が便利ですよ。

書き出していると、そういえばこんなこともあったなぁと結構出てくると思うんです。

長所、短所と言われて思い浮かべる方法もありますが、子供の性格やエピソードから拾い出すことも出来るんですよ〜。

  • 寝ている時に毛布をかけてくれた→優しい。思いやりがある。気遣いが出来る。
  • 道端に咲いている花や虫をよく観察する→感受性が豊か。視野が広く物事によく気付く。
  • うまく出来ないと泣く→負けず嫌い。自分で全部成し遂げたいという自立心がある。
  • 気が強い→自己主張がきちんと出来る。自分を持っている。

などなど、物は言いようですね(笑)

親がマイナスだと思う面でも、どんな言葉にだって置き換えることが出来ちゃうんです。

マイナスだと思っていた面でもプラスに置き換えることで、親の方も子供の印象を改めて見直すきっかけになります。

こんな風にエピソードを先に挙げてから長所を拾い出すと、自ずと具体的な文章を書けるようになりますよ!


幼稚園の願書の書き方については以下の記事でも詳しく解説しています。参考にしてみて下さい!

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必殺!短所を長所に言い換えてしまう裏ワザ

うちの子、気が弱いし神経質だし癇癪持ちだし、あんまり長所が見当たらない・・・

短所ばかりが浮かんできてしまう場合、こうなったら短所を全部まとめて長所に言い換えちゃいましょう。

前述した通り、物は言いようなんです。

言葉は表裏一体なので、同じ単語でも言い回しを少し変えてあげるだけで全然印象が変わってきます。

気が弱い、神経質、癇癪持ち→心優しく繊細な性格ですが、嫌なことは嫌としっかり自己主張出来ます。

立派な長所になりましたよね?

短所ばかりが目に付く時は、その対義語を探すようにすると良いですよ!

まとめ

いかがでしたか?

子供の長所である優しいという部分を、より詳しく伝えようとするなら、

エピソード付きの文章で、他の長所となる単語も何点か盛り込んで書く。

長所が上手く思いつかない時は、

普段の子供の行動や印象を書き出し、そこから拾い出す。

短所しか思いつかない時は、

いっそのこと全部長所となる言葉に言い換える。

以上です!

子供の長所って、あまり普段の生活では意識しないですよね。

なので、長所という形で子供の性格を文字に起こすのはどこか新鮮な出来事だと思います。

子供の性格について客観的な視点から見るので、改めて我が子の良さも弱いところも発見出来ますし、冷静にこの子はこんなタイプの子なのね〜とゆる〜く把握しておけます。

我が子を客観的に捉える良い機会です。たくさん長所を見つけてあげて下さいね。

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