プレ幼稚園は必要なものなの?行かないで入園した経験から言えること

プレ幼稚園って、考えてみるとひと昔前にはあまり聞かなかった言葉ですよね?
近年では幼稚園入園前の準備段階として、その存在がすっかり定着しています。

・周りがみんな通わせると言っているので、とりあえず行かせようと思う
・年少入園の際の条件としてプレに通っていることが必須なので絶対通わせる
・母子分離の第一歩、集団行動に慣れされる為にも通わせたい

などなど、プレ幼稚園についての捉え方は各家庭によってさまざまでしょう。
中にはプレ幼稚園に通わせようかどうか、その必要性について考えている方もいらっしゃるかと思います。

ここでは、プレ幼稚園は必要なものなのかどうか、メリットやデメリットなどを挙げてご紹介しますね。

ちなみに我が家の娘はプレ幼稚園に行かないまま、年少で入園しましたよ!

入園してから分かったことですが、同じクラスのほとんどの子がプレに通っていたんです。

あ、やっちまったか・・・?と震えましたが、こんな事例もあるということで(笑)

あわせて我が家の体験談もお伝えしますね。

幼稚園の見学~入園面接までの流れの中でやるべき事を時系列にまとめた記事はコチラ

幼稚園はいつから探す?何歳から入れる?入園準備の段取りを徹底解説!

スポンサーリンク

そもそもプレ幼稚園って?

プレ幼稚園とは一般的に年少入園前の1年間、お試し期間として園に通うことを言います。
未就園児クラス、とも言いますね。

お試し期間とは言え無償ではなく、通園する場合は費用が発生します。

頻度は大体週に1〜2回、時間は午前中のみの園やお昼を挟んで午後まで見てくれる園もあります。

保育形態は完全母子分離の場合もあれば親子同伴の場合もあり、プレ幼稚園の概要は園によって実にさまざまです。

ちなみにうちの子供が通っている幼稚園のプレは、週に一度午前中のみで親子同伴。
費用は月6000円ほどでした。

保育内容としては、

・みんなでお歌を歌う
・音楽に合わせて体を動かしたり踊ったりする、いわゆるリトミック
・簡単な工作や製作
・あいさつやお返事の練習

などなど園によってさまざまでしょうが、なにせ2、3歳の子が集まる場です。
出来なくて当たり前、楽しい雰囲気作りが重視されているようですね。

プレ幼稚園は何歳から?

プレ幼稚園に通う年齢ですが、4歳になる年度が年少入園なので、その一つ下のプレは、3歳になる年度ですね。

年齢的には、2〜3歳の子の集まりになります。

将来的にプレ幼稚園に通わせることを考えているのなら、生まれ月にもよりますが子供が2歳を迎える前から準備を開始しましょう。

前述したように、プレ幼稚園の概要は園によって全く異なるので、まずは情報集めです!
最近では、幼稚園激戦区などの地域でプレ幼稚園のプレ、その名も「プレプレ」なるものがあるようなので、要注意ですよ。

幼稚園によっては年少入園時の条件として、プレに通っていることが必須の場合やプレに通っている子向けの優先枠もあったりします。

プレに行かなかったばかりに希望の幼稚園に入れなかった・・・
なんて悲しいことにならないように、まずは候補の幼稚園をがっつりリサーチして下さいね。

プレのかけもちは可能なの?

結論から言えば可能です。

プレ幼稚園はあくまでお試し期間であり、その後の入園を確約するものではありません。
この園のプレに通っているから絶対ここに入園しなければいけない、なんてことにはならないのでご安心を!
※ただし園によっては一部例外もありますので、必ずその旨を園に確認しておきましょう。

曜日や時間帯が被っていないかなど、物理的にも可能かどうかもチェックして下さいね。

かけもちの場合費用はかさみますが、複数の幼稚園と深く関わることが出来ます。

どちらの幼稚園がより子供に合っているか、じっくり見極めるには最適の方法かもしれませんね。

プレ幼稚園のメリットとデメリット

それでは実際にプレ幼稚園に通った場合、どのようなメリットがあるのでしょうか?
いくつか挙げてみます。

・早い段階からその幼稚園の場所や雰囲気に慣れることで、入園後の園生活がスムーズに

・親子共々顔見知りやお友達が沢山出来るので、入園後も何かと安心

・園の方針や先生方の雰囲気などを間近で感じ取れるので、じっくり吟味出来る

・保護者のカラー、在園児の様子も把握出来る

・入園に先がけてお歌やリトミック、製作などひと通り学べる

対してデメリットはどうでしょうか?

・安くはない費用が毎月かかる
・自分と合わない保護者がいても、入園した場合数年間付き合っていかなくてはいけない
・人見知りや場所見知りが激しい子の場合、プレの1年間が泣きっぱなしで終わる可能性もある

客観的に見ると、メリットの方が大きいような気がします。
定期的に外部と接触することでママの気晴らしにもなりますし、子供にとっても良い刺激になりますもんね。

ただこれはママや子供の性格にもよりますので、一概にこうとは言えないのですが。

プレに行かず入園まで娘と二人っきりでずっと過ごしていた私ですが、今思うと正直キツかったです(笑)

ママ友もいなかったので、日中の話し相手は娘だけ・・・という日が実に多かったこと!
会話のキャッチボールをしたい、大人と話したい!っていつも思っていましたよ。

子供と二人でも全く苦ではないという方もいらっしゃいますが、実体験から言わせて頂くと、
ある程度は外部と関わりを持っていた方が精神衛生上良いのかな、と思います。

スポンサーリンク

プレ幼稚園に行かないという選択肢もアリ?

実は我が家も本当はプレ幼稚園に通わせようとしていたんです。

動機としては、

・親子共々、顔見知りやお友達が出来ればいいなぁと思った
・私の気晴らしにもなるし、園の様子を知りたいからちょうど良い
・知育や早期教育に興味があったので、どんなことをするのか気になった

こんな感じでしょうか。

うちの園のプレ申し込み方法は、

まず体験会に参加し、体験会終了後にその場で本契約に進む、といった流れでした。

ですので、まずは体験会に申し込んだんです。
本契約に進むかどうかは体験会の内容次第かな?くらいの軽い気持ちではありましたが。

しかし体験会当日、娘が見事に突発性発疹で発熱。
本当に、2歳過ぎてなぜこのタイミングで?!と突っ込まずにはいられない・・・

欠席の連絡を入れたところ、
「おそらく今日の体験会でプレの定員がいっぱいになる」とのこと。

え、そんなに簡単にいっぱいになるの?とその時は半信半疑でしたが、
後日また園に電話をして聞いたところ、

「キャンセル待ち15人です」との回答。

こうして私はプレに入り損ねました・・・

プレ幼稚園の申し込み方法もさまざまで、先着順のところもあればうちの園のように体験会経由の場合もあるでしょう。

子供の体調不良だけは本当にどうしようもないことですが、プレの申し込み方法については早めに調べておくことをオススメします。

結局プレ幼稚園に行かないまま年少で入園出来ましたが、結論としては、

プレに行かなくても大丈夫!

でした。

入園当初、クラスの子のほとんどがプレ出身だったので親も子もみんなが仲良く、そんな中で多少は気まずい思いをしましたが。

1ヶ月も経つ頃にはほとんど隔たりを感じなくなりましたよ!

特に子供はまだ幼い上に順応性が高いので、すぐに溶け込みました。

仲間外れなどもなく、楽しそうに遊んでいます。

私の場合は、他のママ達のグループが出来上がっていて入れない、といったことがなく、皆さん気さくに話して下さったので助かりました。

幼稚園でママ友がいないとどうなる?適度な距離と付き合い方を考える

娘も早生まれでクラスでは幼い方ですが、プレに行っていた子と比べても特に見劣りしていないように感じます。

もちろん、保護者のカラーや子供の性格によっては、プレ出身であるかどうかで壁を感じ、つまづいてしまうこともあると思います。

しかしながら、我が家の場合は親の私も娘もプレ幼稚園に行かなくても問題なかったです。

プレ幼稚園の必要性についてのまとめ

プレ幼稚園のあれこれについてご紹介しましたが、いかがでしたか?

プレに通わせることで得られるメリットは確かに多いと思います。

しかしながら、本当に必要なものなのか?と考えた際、

必要性は大いにあるけれども、行かないという選択肢もアリ

と結論付けます。

プレに通わせようかどうか迷っている方の参考になれば幸いです。

ただし、何回も言いますが年少入園の為にプレ必須の園もありますので、そこは確認をお願いしますね。

Pocket
LINEで送る

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする