幼稚園選びの決め手は○○?失敗しない為に心得ておきたいこと


子供にとって、人生で最初の集団生活の場になる幼稚園。
保育の場であると共に、幼児期の人格形成の土台作りを担う大切な場でもあります。

だからこそ、我が子にマッチした最高の幼稚園を選んであげたい!

しかし、候補の幼稚園を調べ上げ、見学を重ねていくと、何故かどんどん分からなくなっていくんです。

あの園のあの部分はすごく良いけどあの部分はちょっと・・・、この園はここが良いけどあそこがイマイチ・・・

それぞれの園の長所と短所を天秤にかけて、最終的に一つの園に決める訳ですが、最後の決め手に欠けることが多々あって、決め切れない・・・

よく分かります!私も散々悩みました。

ここでは、幼稚園選びの決め手を考える上でヒントとなる項目を挙げてご紹介しますので、一緒に考えていきましょう。

入園後に、あ〜こんなはずじゃなかった、失敗した〜っ!とならないように参考にしてみて下さいね。

幼稚園の見学〜入園面接までの流れの中でやるべき事を時系列にまとめた記事はコチラ
幼稚園はいつから探す?何歳から入れる?入園準備の段取りを徹底解説!

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口コミや評判に流されないで!本当に良い幼稚園とは・・・

幼稚園を選ぶ上での三種の神器ってご存知ですか?

・園バス
・給食
・預かり保育

のことです。

一般的に上記項目を全て備えた幼稚園は人気の傾向にあります。
私も最初はここを重点的に探しました。
なぜなら・・・

親が楽だからです。

送迎はバスがしてくれて、給食も出る、保育時間終了後も夕方まで預かってくれる。

これだけ揃っていれば、日中の親の負担はぐっと減りますよね。
働きに出ることだって可能に。

イヤイヤ期真っ盛りの娘と一日中べったり一緒の日々だったので、少しでも長く離れたかったのだと思います。

しかし、散々悩んだ結果娘が現在通っている幼稚園は、

・園バス無し
・給食は週2回
・預かり保育は働いているママ優先の為、ほぼ利用出来ない

こんな園です(笑)

幼稚園選びの際、ついつい親にとって都合の良い園をピックアップしていませんか?

口コミや評判の高い人気の幼稚園が、必ずしも良い幼稚園であるとは限らないんです。

三種の神器もそうですが、

・園舎や遊具が立派
・行事が華々しい
・ブランド力がある

などを備えている幼稚園は口コミも多いですし、なんとなく惹かれちゃいますよね。
しかし、それだけで選んでしまうのは勇み足です。

本当に良い幼稚園は、自分の子供に合っている幼稚園だと思います。
子供が通う幼稚園です。ぜひ子供目線で選んであげて下さい!

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幼稚園選びの決め手となる項目とは?

前述した、子供に合っている園を考えていく中で、ここは外せない!という項目が各家庭さまざまにあると思います。

それらを加味した上で候補の幼稚園を絞り込んでいくと、最終的に割と条件が似たような園が残るんですよね。

そんな時に、参考にしてもらいたい項目を挙げていきます。

・卒園後の小学校の学区。
→新一年生になった時、同じ幼稚園から上がった子が多いと親も子供も安心感がある。・自宅から近いかどうか。
→急なお迎え要請や災害などの非常事態時にすぐに迎えに行ける。・幼稚園の立地や環境。
→交通量が多い、または事故が多い危険な交差点などが近くにないか?

・経済状況に見合っているか。
→少し背伸びをしてセレブ系幼稚園に入れると、入園後の月謝や諸経費の支払などが重くのしかかってくる。
他の保護者たちと経済観念が合わないと、後々辛い。

・子供の性質と合致しているか。
→のんびり屋さんに体育会系の園はキツいでしょうし、逆に体を動かすことが好きな子に音楽や製作重視の園は合わない。

・預かり保育の充実。
→就職を考えているママにとっては一番大切な項目かもしれません。

・先生方の雰囲気や子供への接し方。
→これから数年間、大切な我が子を預けるにあたって、信頼出来る職員であるか。

・教育方針にズレはないか。
→家庭の教育方針と園の保育方針に差異がある場合、親が望む教育を受けられない。

ちなみに私が決め手にしたことは、

・園の教育方針
・先生方の雰囲気が良く、年齢層も幅広かったこと
・在園児の様子

でした。

園の教育方針は、入園説明会の時に園長先生から詳しくお話を伺いました。
その園の方針には具体的に「こういう子に育てたい」という指標があり、その為にはどんな保育が必要か、カリキュラムが詳細に記載してありました。
心技体をバランス良く鍛えるその方針が、我が家が望む教育内容と合致したんですよね。

先生方も若い先生からベテランの先生まで幅が広く、雰囲気も良さそう。
年少の担任は常時2人体制、というのもポイントになりました。

入園してから分かったことですが、年少の教室ってかなりカオスです(笑)
ずっと泣いている子、走り回る子、じっと座っていられない子、などなど。

この状況を二人の先生がしっかりサポートしてくれているので、安心してお任せしています。

在園児達もみんな生き生きとしていて楽しそうな感じでした。
見学時、園庭の遊具で遊ぼうとしていた娘を邪険にすることなく、むしろ一緒に
遊んでくれようとする子ばかりで驚きました。

こういった在園児の様子も園を知る上でのポイントになりますよ!

結局、最終的に私が選んだ園は当初の予定の三種の神器とは真逆の幼稚園になりました。

もちろん、全部が全部ベストではなく、多少目をつぶった項目もありましたよ。
距離的に少し遠いとか、園バスが無いとか・・・

幼稚園選びで後悔しているのはこんなこと。失敗例から学ぶこととは?

何もかも理想通りの完璧な幼稚園が見つかればそれが一番ですが、意外と無いものです。

幼稚園選びの決め手についてのまとめ

決め手となる項目や体験談などをご紹介しましたが、いかがでしたか?

大切な我が子が通う幼稚園です。
出来ることなら毎日楽しく元気に通ってもらいたいですよね。
親としても、子供の能力や可能性を最大限引き出してくれる幼稚園に出会えたら、こんなに嬉しいことはありません。

大切なことは、やはり子供に合った幼稚園を子供目線で探すことだと思います。
実際に毎日通うのは子供ですから。

その結果、園バスや給食が無いなど親の負担が増えてしまう可能性もありますので、
その辺りの兼ね合いは各家庭の判断に委ねますね。

どの幼稚園も魅力的で候補の幼稚園からどうしても一つに決められない!となった場合、
最終的にお子さんに決めてもらうのもアリですよ。

何園か見学しているうちに自分の中で、この幼稚園は良かった、ここはイヤ、と肌で感じているはずです。

もしかしたら、一番の決め手となるのはお子さんの判断かもしれませんね。

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