幼稚園の見学の際、園内を見ながら会話の流れで、または最後にまとめて先生に質問をする機会があります。
そんな時、
・どんな質問をしたらいいんだろう?
・逆にしてはいけない質問事項ってあるの?
・質問することが沢山あるけど、全て聞いてもらえるの?
・質問内容をまとめたチェックリストを作っていった方が良いの?
などなど見学の際の質問について考えることって沢山ありますよね。
日常で会議やセミナー、講習会などに参加した際、
「何か質問はありますか?」
と言われて咄嗟に何も思い浮かばなかった経験はありませんか?
幼稚園は子供の将来の一端を担う大切な場所になります。
しっかり見学して、不明点はどんどん質問して、ベストな園を選びたいものですよね。
候補の幼稚園をより詳しく知るために、こちらからの質問は欠かせません。
当日頭の中が真っ白にならないようしっかりと準備をして、見学に臨みましょう!
⇒幼稚園の見学はいつから?電話のかけ方から見学時のポイントまで徹底解説
目次
まず自分の中で絶対に外せないポイントを決める
園への質問を考える前に、まずは各家庭の教育方針に沿って園に求めるものの中でこれだけは譲れない!という項目を選出します。
例えば、
・躾や規律をきちんと教えて欲しい
・沢山体を動かしてのびのび遊んで欲しい
・行事での親の出番はなるべく少ない方が良い
など。
譲れないポイントは各家庭さまざまでしょうから、まずはどんどん書き出してみましょう。
その後、書き出したポイントについて考えを展開していくと質問を作りやすくなりますよ!
その際に、園の教育方針や行事予定などを絡めていくと、より具体的になってきます。
先ほど挙げたポイントから質問を考えてみると・・・
・躾や規律をきちんと教えて欲しい
→教育方針に○○とあるんですが、具体的にはどんなカリキュラムの中で教えてくれるのですか?
・沢山体を動かしてのびのび遊んで欲しい
→体操の時間や体育館や園庭で遊ぶ時間は週にどのくらい取っていますか?
・行事での親の出番はなるべく少ない方が良い
→年間行事の中で、保護者が参加する行事はどのくらいありますか?
こんな感じになります。
まずは自分にとって外せない項目を決めてしまうと良いですよ!
質問しておきたい項目8選
外せないポイントをまとめた質問が最重要項目となりますが、
次に、一般的に聞いておくと良い質問をご紹介しますね。
実際に私が見学会に参加した時、他のママさんが聞いていた質問も入っています!
・お弁当と給食の割合は?
・トイレトレーニングが完了していない場合の園の対応は?
・ひらがなや数字は教えてくれるのか?
・役員の決め方や人数、保護者が関わる行事はどのくらいあるか?
・夏休みなどの長期休暇中、預かり保育は実施しているのか?
・遊び、運動、製作などのカリキュラムの中で、その園が一番力を入れている項目は何か?
・課外活動はどのようなものがあるか?年少からでも入れるか?
上から順に見ていきます。
・アレルギー体質のお子さんをお持ちの方にとって必須の質問になります。園が対応してくれない場合、毎日お弁当を作ることになりますよね。
・毎日給食を実施している園、週に数回の園、給食が全くない園もあります。親の負担も変わってきますから、確認しておくと良いでしょう。ちなみにうちの子供の幼稚園は、週2回給食があります。
・実際に私が質問した際、「入園までに完了させて来て下さい」と言われました・・・
園によっては、オムツのままでも大丈夫、と言ってくれる所もあります。
園の回答次第で、入園までのプレッシャー感が違ってきますね。
・幼稚園に勉学を求めないのであれば不要な質問ですが、小学校入学時に遅れを取らない程度にひらがなや数字を教えてくれるのか、確認するのもアリです。
・年中行事の予定はパンフレットに書いてあっても、そこに親が参加するかどうかは特に記載されていないので、どのくらいの頻度で幼稚園に行かなければいけないのか、聞いておくと良いです。
・働くママにとって、長期休暇中の子供の預け先は悩みどころですよね。しっかり確認しましょう!
・園が打ち出す教育の方向性と、各家庭の教育方針が合致するかどうか大切な質問になります。
・園が主催している課外活動(体操教室、サッカー教室、ピアノ教室など)があり、興味を持った場合、詳細を尋ねてみましょう。
コレは聞かないで!NGな質問とは
どんどん質問することは良いことなのですが、質問内容によっては、それはちょっと・・・と思われてしまうこともあります。
例えば以下のような質問は控えましょう。
・パンフレットやホームページに書かれているそのままのことを聞く。
「教育方針は何ですか?」「創立の歴史を教えて下さい」など。
・他の園を引き合いに出す。
「○○幼稚園ではこういうことをやっているそうですが、こちらの園ではどうですか?」など。
複数人数での見学会になった場合、
・前の人の質問と答えが重複するような質問はしない
・聞きたいことが沢山あっても、他の見学者に配慮する
などです。
幼稚園側も保育時間中の忙しい中、見学時間を割いて下さっています。
そのような状況で、少し資料を見れば分かるような質問をされたり、他の園と比較されたりすると、場合によっては心象を損ねてしまいますよね。
ここは一つ、見学させてもらっているという謙虚な気持ちで質問も考えましょう。
同じように、他の見学者のママにも配慮出来ると良いですね。
幼稚園の見学での質問についてのまとめ
質問したい項目、逆に控えた方が良い質問などをご紹介しましたが、いかがでしたか?
まずは何と言っても、各ご家庭の教育方針に沿った譲れないポイントを決めることが一番大切です。
そこから派生して色々質問が浮かんでくれば尚良しですね。
当日慌てない為に、事前に質問リストを作って内容をまとめておくことをオススメします。
あとは、当日園内をじっくり見学しているとその都度聞いてみたいことが出て来ますよ!
失礼のない範囲であれば、どんな些細な疑問でもどんどん聞いてみた方が良いです。
家に帰ってから、あ〜アレ聞いておけば良かった〜、と後悔しない為にも恥ずかしがらずに聞いてみましょう。
今回ご紹介した質問項目もぜひ参考にしてみて下さいね。
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