2020年7月14日、NHK【すイエんサー】でフラフープを完全マスターするためのコツやポイントが放送されました。
フラフープ、難しいですよね!
なんだろう・・・上手な人ほどほとんど体を動かさずに淡々と回しているイメージがあります。
わちゃわちゃと体をたくさん動かしている人ほどあまり回数をこなせていないような・・・
この差ってどこからくるのでしょうか?
この記事では、フラフープを上手に回すためのコツやポイントについて、
- タライを指で回してイメージをふくらまし、おなかで押す感覚を養う
- 上手は人と出来ない人の差はココ!
- 体のある場所でフラフープを押せるようになると劇的に変化する!
- このポーズで回すともっとやりやすい!
- 更に回し易くなる方法とは?
- 回せるようになってきたら挑戦してみたい技
各段階でコツやポイントを押さえながら、詳しくご紹介します。
目次
フラフープを回す前にまずはイメージ
今回、フラフープの達人 山田 祐也さんに教わります。
ではさっそく!・・・の前にまずはウォーミングアップです。
フラフープを体で回すイメージをふくらませるために、大、中、小の3種類のサイズのタライを指で回してみます。
タライが無い場合は洗面器などでも良いかなと思いました。
さて、実際にタライを指で回してみると、意外にもそんなに指を動かしている感覚がないんです。最小限の力でタライがキレイにくるくる回ります。
このタライをフラフープ、動かしている指を人の体、とイメージしてみて下さい。
指の動きとはすなわち腰の動きなんです。
指があまり動いていないということは、腰をあまり動かしていないということですよね。
このイメージを持ったまま体や腰をあまり動かさないように意識して回すだけで確実に変化しますよ!
上手な人ほど体がほとんど動かないのはこういうことだったんですね!
山田さんによると、タライ回しの指の動きとフラフープの動きは似ているとのこと。
それは、回っているタライが指にくっついてくる感じ。
フラフープもうまく回っている時は体にずっとくっついているそうなんです。
出来る人と出来ない人の差って何?
それは、フラフープが体にくっついているか離れているか、です。
確かに山田さんの動きを見ると、最小限の動きでフラフープが体に沿ってキレイに回り続けています。
出来ない人は、体からフラフープが離れてしまい不安定になって落下している・・・
ということは、フラフープを体に沿って回すことが出来れば上手に回せるのでは!
では具体的にどうすれば良いのか見ていきます。
フラフープを上手に回すには体のこの場所を使う!
フラフープって、実は体のどの部分を使って回しているかよく分からないってことないですか?
腰?下半身?体全体?
実は、おなかなんです。
おなかの動きをイメージするために、ゲームを一つ紹介しますね。
「おなかボールゲーム」
横から転がってくるボールをおなかでまっすぐ押して的に入れる、これだけです。
簡単そうなんですけど、これが意外と難しいんですよ〜。
おなかの正面でまっすぐ押しているのに、なぜか斜めに転がってしまう。
・・・ということは、おなかの正面に来る前にボールを押すとまっすぐ転がるのでは?
この、「ボールをまっすぐ転がせるおなかの位置」が重要なんです。
フラフープを上手く回すためには、おなかのある部分だけで回すのが良いということです。
そのある部分とは、おへそより少し横にずれた場所。
この位置だと、フラフープが回ってきた時におなかで押しやすいそうなんです。
少しでも位置がズレると、フラフープが体から逃げていってしまい、いくら押してもうまく回せないんですって。
ポイントは、おなかの真正面ではなく、おへそから少し横にずれた場所です!
ここまで見てくると、フラフープは回そうとするのではなくおなかで押すイメージでいった方が良いのかなぁと思いました。
フラフープを回し易くするポーズとは?
フラフープを回し易くするポーズをご紹介しますね。
それは、お手上げのポーズです。
両手を上に高く上げたポーズで万歳にも見えます。
手を上げながら回すとフラフープがうまく回るんですって!
フラフープがうまく回せない人は、一生懸命おなかで押しているつもりでも実は頭ばかり動きおなかが全然動いていない、という痛い事実が。
このお手上げのポーズだと手が大きく揺れて動きづらいため、体が自然と手を揺らさないようにするので、頭が動かなくなり、代わりにおなかがよく動くようになるそうですよ!
更にもっと回し易くなる方法が!
なかなかおなかで押すイメージがつかめない時はこんな方法もあります。
それはフラフープを2本くっつけて回してみること。2本くっつけることにより、重さが出ておなかで押す感覚が分かるようになりますよ!
ここでポイントは、2本がバラバラにならないようにテープなどでしっかりくっつけること。
回せるようになってきたら挑戦してみよう
これまでのコツやポイントを踏まえて回せるようになってきたら、色々な技に挑戦してみましょう!
3本同時回し
今度は3本をテープなどでくっつけず、バラバラのまま回してみます。
ポイントは、
一番下のフラフープを回すことを意識すること。
上を回そうとすると下が落ちてしまうので、一番下のフラフープで上を支えるようなイメージで回します。
おなかと手の同時回し
おなかと手で同時に2本回す技です。
ポイントは、
最初におなかを回すこと。そしておなかが安定したら手の方を回す。
手はタライを回すイメージで親指に引っ掛けて回す。
まとめ
以上、フラフープを上手に回すためのコツやポイントをご紹介しました。
工程としては、
- まずはタライを指で回してイメージをふくらませる
- 体や腰をあまり動かさないように意識して回してみる
- おへそより少し横にずれた場所でフラフープを前に押し出すイメージで回す
- お手上げのポーズで回すとより回し易くなる
- それでも上手く出来ない場合はフラフープを2本くっつけて回し、おなかで押す感覚を養う
こんな感じでしょうか?
あとは実際に練習あるのみですね!
ただ、フラフープは回す時に意外と場所を取るので、周囲に気をつけて下さいね。